ハモンドオルガン XB−2 電源が入らなくなった。

バンド仲間のオルガン奏者コウセイさまからの依頼で ハモンドKB−2の
電源が入らなくなったとのこと。

Gomachan工房に入院しました。

解剖の結果、電源のレギュレーターユニットから +5Vが不安定なのが発覚。

負荷をかけると 0.88v コネクターを外して無負荷にすると 6.88v

うむ!これはICレギュレーターの故障かアース浮きだなと思いました。

直接 ICレギュレーターの端子電圧を確認しようと思い 邪魔だっ
コンデンサーを触ったというか曲げたら取れてしまいました。

あれま〜!ということで同規格のコンデンサーを部品箱よりあさり出し
交換!!

無事に電源復活。出力電圧も確認して無事終了!
LCD表示 オープニングメッセージ正常表示OK!
鍵盤を押すと中のチェックランプも点灯、無事復活〜〜!


と思いきや、音が出ませ〜ん!

再度パネルを開けていろいろチェック!
ネットでマニュアルを検索拾って調べてみたけれどよく分からない。

基盤を眺めていたら音声ラインらしき場所を発見。
そこにじかにアンプをつなげてみたら、おっ!ちゃんと音が出るじゃないですか。
どこかで切り替え信号を入れるのか何かで大丈夫じゃないかと思い、再度マニュアルを眺めた。
すると エクスプレッション・ペダルを接続すると記してあった。
確かにそれ用のコネクターがあるがどの端子に何が来ているかわからないのでテスターにてチェック!!

そのうち 基板上に切り替え用の様なリレーを発見。
強制的にそのリレーをONするとちゃんと音が出ました。

もしかしたら ペダルがないと駄目なのかと思ったのですが、マニュアルで
付属品にペダルが無い ということは無くても音が出せるはずと判断しました。

モリーを初期化したりしたけれど、やはり出ない。

何か設定の様です。

じっくり調べてみようと思いました。

とりあえず、電源が復活し、音源も動作しているのを確認できたので 設定関係は後日チェックということで・・・・。


もしこのページを見て設定など詳しい方おられましたら下記までメール下さいませ。お願いいたします。
鈴木楽器に聞いてみれば早いかもしれませんが、まっそれは最後の手段として取っておきましょう。


メールアドレス:towa.jeoldatum.tds07@dolphin.ocn.ne.jp



この記事を見てトライされた方から朗報が届きましたので記載させていただきます。

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今日、修理の続きをしてみましたので、ご報告いたします。
まず、結論から言いますと、修理できました。

理経過は、同じくリレーが働かなかったので、回路を追ってみました。
すると電源基盤にたどり着きました。
基盤の端子にも「Relay」の文字がありました。
よく基盤を調べてみると、戸田さんが見つけられたのと同様に
電解コンデンサーの不良が3個見つかりました。液漏れを起こしいてました。
そのひとつがリレー回路用のコンデンサーでした。(写真左下)
このリレーは、ただ単に電源投入時のノイズ対策だと思います。
これらのコンデンサーを交換した所、無事に音が出ました。

なお、他にも出力基盤(リレーの付いている基盤)にも1箇所コンデンサーの
パンクしているのが見つかりました。
どうやら、この電解コンデンサーは、劣化し易いようです。
完璧に直すには、全部交換するのが良いのでしょうが、
そこまで手間をかけられませんので、ここまでとしました。

以上、修理経過です。

この度は、戸田さんがブログされていたおかげで修理できたと喜んでおります。
私は、ブログなどしていませんので、良ければ、続きでブログにいただければ、
今後、同じように困られている方が助かるかもしれません。

本当にありがとうございました。

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このブログを細々と気ままに投稿していたのが少しでも役に立ったのかなと思いました。

辻様には感謝を申し上げます。ありがとうございました。